【GSダブル】Thundurusix 【JCS使用構築】
どうもあみけです。
今回はJCSランキング1次発表で20位だったものの最終計で除外された構築を弱くはないと思うので公開したいと思います。
実績JCS 24-2 R1803 20位(除外)
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | 猫だまし | 八つ当たり | グロウパンチ | 不意打ち | ガルーラナイト |
グラードン | 噴火 | 大地の力 | 10まんボルト | 守る | 紅色の玉 |
ゼルネアス | ムーンフォース | マジカルシャイン | ジオコントロール | 守る | パワフルハーブ |
ファイアロー | ブレイブバード | フレアドライブ | 追い風 | 横取り | 命の珠 |
ドーブル | 猫だまし | ダークホール | この指とまれ | ワイドガード | 気合の襷 |
ボルトロス | 10まんボルト | ボルトチェンジ | めざめるパワー氷 | なりきり | こだわりスカーフ |
スタートはBIG6から、ガルーラグラードンゼルネアスファイアロードーブルの並びにかなりのパワーを感じていたため。
当時のメタゲームに合わせてこだわりスカーフボルトロスを採用しなんやかんやで完成。
ガルーラ 陽気 精神力 ガルーラナイト
H4A252S252
181-147-120-x-120-156
最速グラカイの噴火潮吹きをまともに受けないため陽気AS。
反動ダメージを受けるとC2↑ゼルネアスと対面した際にマジカルシャインを打たせてしまうのでガルーラのみを処理しにムーンフォースを相手に選択させるため捨て身タックルではなく八つ当たり
けたぐりは仮想敵が他の駒で充分に見れるため却下。
ガルーラ(turn1)+ドーブル ガルーラ(turn1)+C2↑ゼルネアス(相手片方縛り) 追い風turn3
などこちらにアドバンテージを取らせないため相手が両守るを選択しがちな場面を想定し隣に決まればこちらが一方的に試合を進めることができるグロウパンチを選択しました。
重力ヤミラミ+Wキュレムに強い肝っ玉ではなく精神力なのは大会数日前にスカーフドーブル+カイオーガの並びがガルーラに猫騙しを打つ択もあると耳にしたため。
グラードン 臆病 終わりの大地 紅色の珠
噴火 大地の力 10まんボルト 守る
C252D4S252
175-x-160-152-110-156
後述するゼルネアスを最も生かせる型として特殊最速
ミラーでは耐え調整をしている場合、大地の力を耐えられてしまいますが残りHP僅かのグラードンはグロウパンチや特殊型の場合ジオコントロールの起点にできるため問題ありません。一番懸念される特殊最速ミラーはファイアローの追い風or横取りで解答を持つことができます。
10まんボルトを採用しているのはグラゼルネのグラードンはVG2016の鍵を握る存在であるファイアローを即処理できる手段を持っていないと弱いと思っているためです。初期案は1割の確率でゲームを終了させるおまけ付き原子の力でしたが、カイオーガへの集中も考慮して10まんボルトを選択。雷はカイオーガに有効ですが、晴れ下ファイアローに対して不安定になってしまうので安易に採用できません。
ゼルネアス 臆病 フェアリーオーラ パワフルハーブ
H188B4C60D4S252
225-x-116-159-119-166
主にD方面に寄せるために考えた配分。ラス1カイオーガ対面・耐久に寄せた臆病ゼルネアス・メタモンなどを想定しできるだけ勝ちやすく調整。
技構成はこれ以外ありえないので特に無いです。
ファイアロー 陽気 颯の翼 命の珠
H4A252S252
154-133-91-x-89-195
意地っ張りだとミラーで削れた状態で陽気ファイアローと対面した際にどの選択をしても負けてしまうため陽気一択。意地っ張りにするメリットはほとんどありません。
フレアドライブはミラーを基本グラアローガルゼルネで回しているため抜けませんでした。一応クロバットに安定して選択できる技ではあるため使用感は悪くはなかったです。
横取りは2月の時点でその強さに気付き、僕がずっとグラゼルネにこだわり続けた理由の一つでもある技です。このゲームでは、追い風軸ミラーの際にS関係で差をつけられないため追い風に合わせて追い風するのが一般的です。そこで横取りを使用することによりこちらのみが追い風状態になり盤面で優位に立てます。
例えば 初手ガルーラ+ファイアローとボーマンダ+クロバットの対面
通常ならお互い追い風を打ち合う展開になり威嚇が入っているガルーラ+ファイアロー側が不利ですが、横取りグロウパンチを選択した場合反対にガルーラ+ファイアロー側が圧倒的に有利になります。この他にもミラーやBIG6対策として台頭したクロバット+メガゲンガーにも横取りが有効であるため採用に迷いはありませんでした。
H252B252D4
162-40-95-x-66-84
まずS84なのにむらっけではないことについてですが、これはこちらに傾いた試合を逃さないため。トリックルーム中のSの上昇は負けに繋がってしまうので採用できませんでした。むらっけで勝ちを拾える試合もあることは否定できませんが、構築の強さや経験から通常の試合でまず負ける気はしなかったのでむらっけを採用する意味はありませんでした。
猫だましはボルトロスのボルトチェンジからのサイクルとのシナジーを考えての採用。
JCS ver.
ドーブル 呑気(S個体0) マイペース 気合の襷
H252B252D4
162-40-95-x-66-72
JCSでは呑気最遅を使いました。これは環境には居るはずのS84ドーブルがブログなどであまり公開されず隠し玉としてとって置かれてるような気がしたためです。通常時なら上から殴っておけば問題ないので追い風ボーマンダ+S84ドーブル+ドータクンなどのスイッチへの下からのカウンターとしての最遅。ニードルガードは単純にずっと使っていて立ち回りに慣れていたため。
ボルトロス 控えめ(B30) 悪戯心 こだわりスカーフ
10まんボルト ボルトチェンジ めざめるパワー氷 なりきり
H4C252D156S92
155-x-91-194-120-143
JCS前に流行ったクチート+クロバット(オーガレック)・グラカイ+ドータクンに対する駒。
ファイアローで横取りしても試合持っていかれることもあったクチート+クロバットにはガルーラ+ボルトロスでグロウパンチ10まんボルト、グラカイ+ドータクンに対してはボルトチェンジからの後出し天候奪取・ボルトチェンジサイクルからの猫だましダークホール・要所でのなりきり噴火で勝つことができます。
耐久の調整先は鉢巻画竜点睛耐えカイオーガの根源の波動耐え
Sは準速スカーフカイオーガ抜きまで振っているので、JCSで流行ったスカーフカイオーガ構築にも比較的簡単に勝つことができます。
ミラーに対する立ち回りは基本的にサファイアBIG6と同じ
不利なマッチアップは基本的にありませんが、PTパワーとしてはもちろんBIG6に劣ります。
当時のメタゲームの末にこの形になっただけなので、グラゼルネに慣れていない人がそのまま使っても勝てないと思います。
終わり